📋 作品情報
| サークル名 | ZUMODAX |
|---|---|
| 発売日 | 2021-01-25 |
| 価格 | 605円 |
| ジャンル | CG・イラスト連続絶頂叔父/義父つるぺた純愛しつけボクっ娘人体改造 |
「エロ目的で買ったのに、気づいたら普通に読んでた」という体験、したことあります?
ZUMODAXの『僕たちいけないことしてる』は、そういう作品です。605円、星4.5(9633件)。この評価の数と高さ、それだけでちょっと身構えてしまいますよね。
ジャンル表記に「純愛」が入っているのを最初は半信半疑で見ていたんですが、読み終わってみると——いや、これは純愛だな、と素直に思いました。性自認に揺れる主人公・藤生と、彼女を前に理性の歯止めが効かなくなっていく叔父・虎匡。夏の田舎を舞台に、二人の感情がじわじわと、しかし取り返しのつかない方向へ滑落していく。ストーリーCGが58枚と、叡智CG20枚の比率を見れば、この作品が何を本体にしているかは明白です。
刺さりポイントはここです。**叡智シーンとストーリーが、互いを引き立てている**。
プレイ内容の過激さはかなりのもの(浣腸・嘔吐イラマ・電流責めが並ぶリストを見れば伝わると思います)。ところが、それを「加虐のための加虐」にしていない。虎匡が罪悪感を抱えながらも歯止めが効かなくなっていく、その心理的な摩擦感が、ご褒美シーンの密度をむしろ上げているんです。アフターケアの描写や、ぐちゃぐちゃになりながらも互いを求め合う姿に、妙な切なさがある。治安が悪い行為をしているのに、二人の間の感情だけは純度が高い。このねじれが、この作品の核心だと思います。
絵柄は癖があると言えば癖がある。万人受けはしないかもしれないし、プレイ内容にも明確に苦手な方がいる領域です。そこは正直に。ただ、線画・配色・背景・文体が全部同じ方向を向いていて、退廃的な夏の空気感として完成しています。
実用目的で差分だけ眺めるのも一つの使い方ですが、それは600円の使い方として少し惜しい気がします。






